あの日の味 まちを拓く人
更新日:2024年05月23日

松阪鶏焼き肉で地元を盛り上げる #2|NPO団体が地域ブランドを推進する障壁と活路

ライター:
mie-matsusaka

【今回の取材地】

面積:623.58㎡
総人口:154,734人
人口密度:248人/㎢
隣接自治体:津市、多気郡多気町など
(2023年8月1日時点)

松阪市民のソウルフード、松阪鶏焼き肉。市外にも徐々にその名が広がりつつありるが、まだまだ全国規模までには至っていない。

そんな中、鶏焼き肉を使って地元を盛り上げようとする動きがあると聞いた。「Doit松阪鶏焼き肉隊」は地元の有志が集い設立されたNPO法人で、イベントの出展などを中心に鶏焼き肉の広報的な役割を担っているそう。

「活動を続けるのは、しんどいこともありますよね」と話すのは代表の森下桂子さん。

時には辛いことも感じつつ、長年精力的に活動を続けている。そんな森下さんの根源にあるモチベーションが知りたくなって、活動を始めるキッカケとなる場所へ。

「昔はねぇ、もっと賑やかだったんですけどねぇ」

平日の静かな商店街の一角で、森下さんが少し寂しそうな表情でつぶやいた。

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